2017年12月7日、リップルのロックアップが発表されましたが、これを機に価格が上昇するかと思いきや、リップルの上昇はいまいち。
このままビットコインキャッシュやライトコインに押されたまま2017年を終わらせるのかと寂しさを感じていましたが、12月12日、リップルの価格を押し上げる好材料が出たとたん、価格は高騰します。
12月10日にはコインチェックにて約25円だったリップルは、たった2日で2倍の50円以上の値を付ける上昇を見せました。
好材料とは?
リップルと言えば、SBIホールディングスとSBI Ripple Asiaですね。
その2社が「内外為替一元化コンソーシアム」の事務局(サポート役)を務めています。
「内外為替一元化コンソーシアム」とは、外国為替と内国為替を一元的に行うプラットフォーム「RCクラウド」の活用と構築、実用化のために組織された集団です。現在61行の金融機関が参加しています。
この「内外為替一元化コンソーシアム」が実現すれば、他の銀行間での決済や送金が効率的になるとされます。
また、すでに実証実験が完了している「RCクラウド」には将来的にはリップルが使われます。
そして今回のリップルの高騰の理由となった好材料こそが
「内外為替一元化コンソーシアム」の共同実験第1弾「日韓送金実験」なのです。
日韓送金実験とは?
参加銀行:日本からは三井住友銀行・りそな銀行・住信SBIネット銀行なそ37行が参加、韓国からは大手のウリィ銀行・新韓銀行の2行が参加
- 実験期間:2017年12月15日から1月31日まで(予定)
- 実用開始予定:2018年春ごろ
利点:円やウォンを仮想通貨に換金することで、送金コスト30%カット・即日海外送金など
…今まで沈黙し続けていたリップルは、来年あたり大きくその存在感を示しそうですね。100円越えも夢ではなさそうです。
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