仮想通貨VeChain/VEN(ヴェチェーン)とは?

公式サイト

仮想通貨VeChain/VEN(ヴェチェーン)は、2018年2月26日にシンガポールで行われるイベントにて、リブランディングを発表します。

中国ではニセモノが多く出回っていて、その多さが問題になっていますね。VeChainを利用することによってニセモノを減らせるのではないかと期待されています。

今回の記事ではVeChainの、特徴(開発内容)・ロードマップ・将来性・チャート・取引所・購入方法などを紹介します。

(記事中のデータは記載がない限り2018年2月16日のもの)

VeChainの概要

概要

  • 通貨単位:VEN(VET)
  • 発行上限枚数:873,378,637VEN
  • 発行済み枚数:470,507,281VEN
  • 公開日:2017年8月15日(ジェネシス日)
  • 取引認証システム:Proof of Authority(PoA)
  • 時価総額ランキング:17位

VeChainの特徴

VeChainの最大の特徴・魅力は、書き換え不可能なブロックチェーンを使い、店頭などに出回っている高額な商品が間違いなく本物であることを証明できることです。

ではもう少し具体的に説明しますね。

分散ビジネスのエコシステム

VeChainは分散ビジネスのエコシステムとされます。

エコシステムとは、様々なジャンルの企業がパートナーシップを結び、『お互いの長所を生かしつつ共存共生していくシステム』です。共同開発や共同製造とは異なります。

VeChainは自分たちエコシステム内の企業の利益のため、大量かつ高速に対応できるプラットフォームを構築しています。

そしてVENはこのエコシステムという大きな繋がりの中で循環する「血液」になります。ブロックチェーンは骨、アプリは筋肉に相当しますね。

プラットフォームの役割

VeChainは分散型アプリケーションのための次世代ブロックチェーンプラットフォームです。

サプライチェーンのデータ作成・管理・保守・アップデートのために利用されます。

サプライチェーンとは、『原料の段階から製品が消費者の元に届くまでの過程の繋がり』を意味します。ITを利用することで、企業は効果的な事業展開(在庫の削減や適正な生産量の把握など)が可能とされます。需要と供給のバランスが難しいビジネスに多く導入されています。

企業のためのサプライチェーンですが、これは消費者にも有益になります。

製造段階からのデータを知ることができるため、高級品のニセモノと本物を、消費者は明確かつ簡単に判別することができるのです。

他にも、自動車の中古販売などでは、次のオーナーがブロックチェーンに記録された過去のメンテナンス記録を閲覧することも可能です。

VeChain技術のお披露目

2017年11月23日、上海にて、VeChain技術のお披露目が行われました。

当日のイベントでは、フランスにある世界的にも有名なピエール・フェラン・シャトーの赤ワインが、クリスマスと新年を祝うための販売用として、上海にあるWaigaoqiao Free Trade ZoneのDIG倉庫に到着したと伝えられました。

この赤ワインにこそ、VeChainの技術が使われていたのです。

この技術はワインの追跡サービスプラットフォームで、スマートコントラクト契約を通して全ての生産や輸送をリアルタイムで追跡できます。

ワインの購入者は、ワインが作られたシャトーや、そこから輸送される流通経路、貿易会社の倉庫や物流センターを経て、店頭に並ぶまでの全ての過程を知ることができるのです。

つまり、高級なワインのニセモノを買わされる心配がないということになります。

どうやって偽物と見分ける?

製品には暗号化されたチップが内蔵されるので、恐らくスマホなどでチップの情報を読み取ると思われます。

このチップは製品や使用する場所によって、RFID・NFC・Hybrid・Sensorsなどの様々なIoTタイプが使い分けられます。

高級なバッグにはすでにVeChainNFCが埋め込まれているとのこと。

VeChainはデュアルトークンシステム

VeChainには、VENというエコシステム内で決済に使用される仮想通貨の他にもうひとつのコイン(トークン)が存在します。

それがTHOR POWERです。

THOR POWERとは、VeChainブロックチェーンを使用する時のコストであり、VENの送金やスマートコントラクトの実行など、ブロックチェーン操作が実行された時に消費されます。

THOR POWERは2018年にVENホルダーに配布される予定です。

VeChain財団

VeChain財団はシンガポールに本社を置いていて、中国とヨーロッパにもオフィスがあります。

VeChain財団は中国におけるブロックチェーン技術の非金融アプリケーションに関する最初の研究をスタートさせました。

研究とは、企業がブロックチェーン技術を利用する際に抱えるであろう主要問題、中国のブロックチェーンアプリの現状、ブロックチェーン技術への意思決定者の価値認識、ブロックチェーン技術が今後数年で本当に繁栄するのか、などです。

VeChainのCEOを務めるSunny Lu氏は、以前「LouisVuitton China」のCIO(最高情報責任者)とCITとして働いていました。ルイヴィトンもニセモノが多く出回っていますから、この辺から開発のヒントを得たのでしょうか。(CITが何の役職なのか不明)

ヨーロッパ担当ディレクターのJerome Grilleres氏は、ゴールドマンサックスとバークレイズ(両者ともに金融グループ)で12年の経験があります。

VeChainのロードマップ

2018年第2四半期

  • VeChainのV3.0再建
  • ウォレットやGAS交換、監査サービスなどの関連サービスの提供
  • 世界初の産業用チェーンクラウドへ

2018年第4四半期

  • VeChainをV4.0にする
  • IOTとの深い統合
  • より多くの産業用ブロックチェーンクラウドへ

VeChainの将来性

VeChainの技術は、私たちが気になる食の安全・自動車産業(マイクロソフト社のAzure上でスマートコントラクト機能を実行可能にする開発で、これにより例えば車の修理履歴が改ざんされなくなります)・ブロックチェーン産業の供給・農業産業といった分野への貢献が期待できます。

製薬業界では、大量に薬のニセモノも出回っているため、こちらの分野での貢献も期待したいところですが、規制が厳しいため実用までは難しいようです。ですが実現すれば、かなり注目されるでしょう。

連携企業

連携企業には、PWC PriceWaterHouseCoopers・Kuehne Nagel・マイクロソフト・DNV GL・Xiamen Innov Information Technology Co.・HealthCare Co, LTD・FangHuWang(金融サービス)・China National Tobacco Corporation・Breyer Capitalが挙げられます。

あと、本当かどうかわかりませんが、仮想通貨に対して厳しい態度を見せている中国政府とも連携を取っているとのこと。事実なら凄いことですが…。

VeChainのチャート(価格推移)

2017年8月の公開以降の価格は、0.05~0.3ドルほどを推移していました。

その後12月に入ると徐々に価格が上昇、2018年1月13日にリブランディングが発表されると、さらに高騰します。

2017年12月1日に0.25ドルだった価格は、2018年1月22日には最高値9.13ドルを記録しました。

VeChainの購入方法

VeChainは日本の取引所で、日本円で購入することはできません。

海外の取引所で、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を使って購入することになります。

いずれにしても、ビットフライヤーザイフGMOコインなど日本の取引所でビットコインやイーサリアムを購入してから、海外の取引所に送金する必要があります。

VeChainの取扱い取引所

VeChainを取り扱う海外の取引所は、出来高の多い順にBinance(バイナンス)LbankHuobiHitBTCLiquiなどが挙げられます。

VeChainのウォレット

現時点ではVeChainはERC20のトークンです。

まだ公式のウォレットが存在しないため、MyEtherWalletに保管することになります。

2018年の第2四半期には独自のブロックチェーンの立ち上げを予定しているので、その後公式のウォレットがリリースされると思われます。

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