Satoshi
クリプト博士
リップルは、従来の国際送金とは異なる活気的な仕組みを採用しており、世界の銀行が参加して大きなネットワークを築いています。
本記事では、リップルの特徴から今後の価格予想までを徹底検証していきます!
- リップルは国際送金を安く手軽に行えることを目指して作られた通貨
- リップルは2020年までに価格が高騰する多くの要因がある
- その将来性に大手金融機関が参加したり、ebayやGoogleも好意的に見ている!
- 初めての取引所はセキュリティの高さと使いやすさで選ぶのがおすすめ!
- 安全性と使いやすさならCoinCheck(コインチェック)、GMOコイン、DMM Bitcoinが人気。
- 中でもCoinCheck(コインチェック) は東証一部上場の大手マネックスグループ運営で、スマホからも楽々取引が可能。
- 既に250万人もの人に利用されており、リップルを買うならCoincheckへの登録
目次
リップル(XRP)とは?特徴をざっくりとおさらい!
リップルの特徴① 国際送金に特化している
リップルは既存の国際送金の仕組みを手数料を安く、素早い送金を実現するために開発された送金システムです。
ビットコインとは全く違う思想のもと運営されており、高速なトランザクション処理が特徴的です。
- ビットコイン:16件/秒
- イーサリアム:16件/秒
- リップル :1500件/秒以上
リップルの最終的な目標は『価値のインターネット(Internet of Value)』を実現することであり、あらゆる場所に瞬時に価値を届けることができる未来を創造していくことを提唱しています!
ちなみにクレジットカードのVISAなどの処理スピードは4000件~6000件/秒でまだ及んでいないですが、Ripple社の社員によるとリップルの処理速度を数千〜あげることはまだまだ可能だが、優先順度的にまだ開発に取り組んでいないそうです。以前までは決済に平均5秒かかっていたのに最近では平均3秒まで処理速度を上げてきています。今後はクレジットカードの処理速度を抜いていくことが予想されます。
リップルの特徴② ブロックチェーンを使わない通貨
リップルは、既存の国際送金システムにとって代わることを目指した次世代型決済プラットフォームです。
リップルは、ビットコインやイーサリアムと同様に、台帳によって各取引データを管理しています。
ただし、その台帳管理のためにブロックチェーンを利用していません。
リップルでは、この分散型台帳にXRP Ledgerという仕組みを利用しています。
リップルの中核をなすXRP Ledgerは中央集権型、ブロックチェーンは分散管理型です。
中央集権型のメリット・デメリットについては次の通りです。
★中央管理型のメリット
- 決裁速度が極めて早い
- 送金手数料が安い
★中央管理型のデメリット
- 運営会社の信頼が必要となる
今でこそ、ブロックチェーンによる分散管理が注目されていますが、中央集権型には決済に特化した様々なメリットがあります。
XRP Ledgerを基盤とするリップルの次世代型決済プラットフォームは、主に銀行などの金融機関や法人向けの台帳となっています。
また、銀行口座を持ない発展途上国での利用にも適しており、2012年の運用開始以来、広く利用されている状況です。
リップルの特徴③ 送金ネットワーク「Ripple Net」
Ripple.Incは、国際送金用のネットワークとしてRipple Netを構築しています。
また、Ripple Netは次の3つのプロダクトにより支えられているという特徴があります。
- xCurrent
- xRapid
- xVia
xCurrent:国際送金の即時決済と送金情報の伝達、可視化をおこなうソフトウェア
xRapid:法定通貨とXRPの変換をおこなうソフトウェア
xVia:国際送金ネットワークを手軽に利用するためのAPI
特に、直接的に企業が送金システムとして採用するプロダクトはxRapidです。
リップルの価格は、xRapidが送金システムとしてどの程度利用されるかが鍵となります。
リップルの特徴④ 中央管理者が存在している
ビットコインをはじめとした多くの仮想通貨には特定の中央管理者がいないという特徴があります。
一方リップルには中央管理者が存在しており、シリコンバレーのリップル社が運営および通貨の発行をしています。
一般的に、中央集権型の通貨は運営者の能力や方針次第で通貨としての価値や利便性が左右されてしまうというデメリットがあります。
しかし、リップル社の創業者であるクリス・ラーセン氏はpaypalなどの複数の事業を成功させている敏腕経営者です。
その他にもシリコンバレーの優秀なメンバーが集っており、現時点ではリップルは堅牢で安定的な事業性業があると考えられます。
リップルの特徴⑤ コンセンサスアルゴリズムは「PoC」
リップルは、コンセンサスアルゴリズムにPoCが採用されています。
PoCとは、Proof of Consensus(プルーフオブコンセンサス)の略語です。
ビットコインでは、10分間に一度ブロック(取引の塊)が生成され、ブロックを承認するためにマイニングが行われるPoWが採用されています。
Proof of Consensusとは直訳すると合意による証明という意味があり、リップルネットワークでつながっているP2Pによって、その取引を合意して信頼できるものとするという仕組みです。
このPoCはマイニングの承認スピードが早いのが特徴的で、PoCというコンセンサスアルゴリズムのおかげでリップルは「送金の速さ」という武器を手に入れています。
今後の予測に不可欠!リップル(XRP)の現在価格/チャートを確認する!
今後の価格を予想していく上で現在の価格がどう動いているか知るのは重要ですね!
過去から現在の価格を知って未来の価格を予想しましょう!
2019年の上半期は6月中旬~下旬にかけて上昇し、1XRP=¥52を突破し、盛り上がりを見せましたが、そこから失速していき、2019年9月現在まで基本的に下がり続け27円付近で落ち着いているという形の推移をしています。
リップルの買い時/タイミングは以下の記事で詳しく解説しています!

リップル(XRP)の今後の将来性
リップルは2019年下半期にはいってから、価格面では大きな変化はおこっていませんが実用化に向けて大きな進歩があります。
ここではリップルの将来性をうらなうために重要な各企業・銀行との提携情報を確認していきます。
リップルの今後の将来性① 200以上の銀行・金融機関が提携
世界の大手銀行だけではなく、みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行などの日本の大手金融機関もすでにリップルを活用するプロジェクトに参画しています。
さらに三菱東京UFJ銀行は2018年からリップルの技術を活用した国際送金サービスを開始すると発表しています。
今後、世界の銀行の実用化はすぐ目の前にまで迫っているともいえます。
それだけではなく、リップルは大手金融機関だけではなく、以下の中央銀行などとも提携しています!
- イングランド銀行
- インドネシア銀行
- シンガポール金融管理局
- インド準備銀行
中央銀行はいわば国家が運営する機関なので、リップルへの期待がいかに大きいか分かりますね!
リップルの今後の将来性② 内外為替一元化コンソーシアムの発足
SBI Ripple Asia株式会社は、リップル技術やブロックチェーンを活用することで為替を一元管理したインフラ構築を目指し、内外為替一元化コンソーシアムを発足しました。
また内外為替一元化のためのプラットフォームをRCクラウドとよび、商用可にむけて全身しています。
コンソーシアムは地域金融機関やインターネット専業銀行等を含む42行ともに運営されており、大規模なコミュニティになっています。
リップルの今後の将来性③ Googleからの出資
リップルは、Googleから出資を受けています。
Googleでは既に決済サービスとしてGoogle Payがリリースされていますが、リップルが利用されるのではないかとの見方も強いです。
これが実現した場合、リップルの価格は6ドルを超えると評する専門家もいます。
リップルはGoogle以外にも数多くの大手企業、銀行と提携した金融プラットフォームを形成していき、実際に既にUAE Exchangeとの提携も決まっています。
Googleをはじめとした大企業との提携のニュースは今後も注目しておく必要があります。
リップル系列のXRPlabsが開発した、リップル独自の決済アプリ「XRPpayments」AppleStoreとGoogle play for androidで利用が認められ、アプリの開発者であるWeiste Wind氏も「アプリがappleとgoogleに認められた」と興奮してツイートにしています。
Right on time! 🎉 🎉 🎉 Our XRPayments app was just accepted by Google and Apple. You can get the app now from the Apple iOS or Google Play store, and start accepting $XRP for payments in your physical store!
Visit https://t.co/IW2BUotrXx to download and activate the app 😎 pic.twitter.com/UYb7UHFVAz
— Wietse Wind { 𝚡𝚛𝚙𝚕𝙳𝚎𝚟: 𝚝𝚛𝚞𝚎 } (@WietseWind) April 18, 2019
リップルの今後の将来性④ 仮想通貨格付け「Weiss Ratings」で1位
Weiss Ratingsは株式や金融機関の評価を行うアメリカ有数の格付け企業です。
weiss Ratingが2018年11月1日に発表した仮想通貨格付けにおいて、リップルが単独首位の評価をうけました。
Weiss Ratingsでは2018年1月以来、複数回にわたり74種類の仮装通貨をA – Eで評価しています。
リップルは全仮想通貨の中で唯一のB評価を獲得しており、リップルへの期待がしめされています。
実用化へ向けて進んでいるリップルは、今後も躍進が予想できますね!
リップル(XRP)の今後の価格予想
リップルの価格予想① NASDAQ(ナスダック)
NASDAQ(ナスダック)は、世界最大の証券取引所です。
NASDAQ(ナスダック)によると、リップルの今後の価格予測について次の通り公開しています。
- 2019年内に5ドルを超える
ナスダックは過去には、何度かリップルの価格予測をおこなっており、近しい数字を的中させています。
リップルの価格予想② Ripple Coin News
Ripple Coin Newsは、リップルに関する細かな情報やトレンドのデータを蓄えているサイトです。
リップルの価格予想に関しても、テクニカル・ファンダメンタル面からも検証しています。
Ripple Coin Newsでは今後のリップルの価格を次の通り予測しています。
- 中・長期的に110円を超える
将来的には、さらに大きく高騰すると予測しています。
リップルの価格予想③ Finder
イギリス比較サイトFinder.comは、毎月様々な仮想通貨の価格予想を発表することで知られています。
リップルについては、2019年の価格予想を以下のように見立てました。
- 2019年末までに215円を超える
リップルの価格予想④ 北尾吉孝(SBIホールディングス社長)
SBIホールディングスは仮想通貨事業に積極的に投資をおこなっている国内有数の企業です。
また、同社は2018年の3月にマネータップというXRPを利用した送金アプリを発表しています。
SBIホールディングスのCEOである北尾吉孝氏はリップルの今後の価格予測を次の通り公表しています。
- 2019年内に10ドルを突破する
リップル(XRP)を買う/購入するのにオススメな取引所3選!
リップルを購入する際の取引所は、慎重に選ぶ必要があります。
利用する取引所を間違えてしまうと、ハッキング被害に遭ってしまったり、思わぬところで取引手数料をたくさん取られてしまう可能性もあります。
仮想通貨取引所は、以下の3つのポイントをしっかり抑えて選びましょう!
- セキュリティの高さ
- 使いやすさ
- 手数料の安さ
また、リップルの買い方/購入方法は以下の記事で詳しく解説しています!

おすすめ取引所 第1位:Coincheck(コインチェック)
コインチェック株式会社はマネックスグループが発行株式のすべてを取得することで生まれ変わりました。
一時は、NEM流出事件がおき世間を騒がせましたが、マネックスグループの経営基盤や高度なセキュリティノウハウが統合されたことにより、堅牢な運営体制が築かれました。
マネックスのような信頼のおける一部上場企業が親会社についたことで、Coincheck(コインチェック)の信頼度も大きく改善されました。
- 初心者でも圧倒的に使いやすいスマホアプリ
- 強固なセキュリティ
- マネックスグループの強固な経営基盤
- 手数料の安さ
おすすめ取引所 第2位:GMOコイン
GMOコインとは、2017年5月にオープンした東証一部上場企業であるGMOインターネット社のグループ企業です。
グループ会社の金融ノウハウを活かし運営されている仮想通貨取引所で仮想通貨FXに特化していることが特徴としてあげられます。
BITPointと同じく取引・出金手数料が完全無料で利用できます。
また、レバレッジ取引に対応しており、最大10倍までレバレッジ倍率を設定可能であることが特徴的です。
- 全通貨ペアの取引手数料が無料
- 強固なセキュリティ(コールドウォレット)
- レバレッジ10倍
おすすめ取引所 第3位:DMM Bitcoin
DMM Bitcoinは販売所形式の仮想通貨取引所です。
イーサリアム建てのFX取引ができるのが大きな特徴で、最大5倍のレバレッジで取引が可能です。
また、ETH/JPYだけでなくETH/BTCの通貨ペアもあるため、BTCでイーサリアムを購入したいという場合にも対応しています。
セキュリティにも力を入れており、コールドウォレットや2段階認証はもちろん、資産の分散管理など万が一ハッキング被害を受けた際にも被害を最小限に抑える仕組みが整っています。
- 全通貨ペアの取引手数料が無料
- 強固なセキュリティ(コールドウォレット)
- イーサリアム建てFXに対応
どうなるリップル!?今後を徹底検証のまとめ
今回の記事ではリップルの特徴や現在価格から今後の価格予想までを徹底検証しました。
結論、国際送金に特化して着実に成長を続けるリップルは今後も高騰が予想されます。
2019年もすでに折り返し、仮想通貨相場も大きく回復しています。
まだ口座開設していない方はこの機会に、登録してみることをおすすめします。