気になる仮想通貨ニュースをまとめて紹介します。
※記事中のデータは特に記載のない限り2018年2月23日のもの
仮想通貨の業界団体が統合へ向けた動き
テックビューロ(ザイフ)・GMOコイン・QUOINEなどが加盟する「日本仮想通貨事業者協会(JCBA)」と、ビットフライヤーが主導する「日本ブロックチェーン協会(JBA)」が統合して、仮想通貨の自主規制強化に乗り出すことになりました。
目的は法的な裏付けのある新団体の設立です。安全管理体制の強化・顧客資産の保護・インサイダー取引の規制ルールなどの整備を行い、業界の健全性と透明性を高めます。
金融庁はかねてからこの2つの団体に対して統合を呼び掛けていましたが、コインチェックでの580億千相当のネム(NEM)不正流出を受けて重い腰を上げたようです。
- マネーパートナーズ
- ビットバンク
- ビットポイントジャパン
- QUOINE
- SBIバーチャルカレンシーズ
- フィスコ仮想通貨取引所
- BTCボックス
- テックビューロ
- GMOコイン
- ビットトレード
- DMM Bitcoin
- ビットアルゴ取引所東京
- Xtheta
- bitFlyer
- GMOコイン
- BIT OCEAN
●ココ注目!
新団体への参加取引所は、今のところ金融庁登録の16社のみ予定です。また、新団体が設立して即時に顧客の資産が守られるわけではありません。
それと言うのも、このような団体の運営には多額の費用がかかるからです。証券会社と登録金融機関が参加する日本証券業協会では、年間約60億円もの運営費を用意しています。
仮想通貨は時価総額の大きいマーケットです。それに見合うだけの運営費用を、果たして新団体で用意できるのかどうかも疑問が残りますよ。
2019年のG20が大阪で開催決定
日本では初めて開催されるG20が大阪に決定しました。
G20と言えば高い経済効果が期待できるイベントです。翌年は東京オリンピックもあるので、仮想通貨決済できる店舗などが増え、メディアに取り上げられるなどして話題になることに期待したいですね。
首脳会議の他にも、財務大臣・中央銀行総裁会議もあります。昨日22日、財務省の浅川雅嗣財務官は仮想通貨について、まずは2018年のアルゼンチンのG20で議論、その後、2019年のG20でも議論するだろうと述べています。
浅川財務官はさらに、仮想通貨を含むフィンテックに関して「リスクだけでなく、世界経済の成長にもつながる機会になる」と前向きな姿勢を見せています。
●ココ注目!
開催日は未定ですが、過去10年の開催日は5~7月です。仮想通貨の価格が過去3年間、大きく上昇している時期に重なることにも注目です。
◆仮想通貨のライバル情報もチェック
仮想通貨の現物を数年に渡って長期保有したいと考える投資家も多いですよね。
その場合、どのような銘柄を選ぶかが重要になってきます。そのためには「仮想通貨のライバル」の情報も必要です。
Keychainが分散型認証プラットフォームを開発
仮想通貨IOTAの十八番とも言えるIoTの分野に、Keychainがブロックチェーン技術を利用したIoT認証セキュリティソフトウェアを携えて切り込んできました。
最大の特徴は、そのコンパクトさ。使用メモリーサイズは、IOTAの1/170ほど。小型化・高速化されたソフトウェアのサポートOSは、Linux・Windows・Android・iOS・RTOSと完璧です。
Keychainやその後に続く企業は、仮想通貨IOTAのライバルになるでしょう。
NECが世界最速アルゴリズムを開発
NECとNEC欧州研究所は、参加ノード数200規模の環境下で、毎秒10万件以上という取引記録を可能にするブロックチェーン向け合意形成アルゴリズムを開発しました。
これは世界最速です。
高速送金がウリのリップルですら、毎秒1000件です。ちなみにビットコインは毎秒3~6件(汗)。
当然この高速検証スピードはIoTにも活かされます。
ところで、仮想通貨で利益を上げるのに、IoTなんて関係ないと思っていませんか?そんな方はぜひ、こちらとこちらの記事をご一読下さい。
●ココ注目!
大企業はICOを行って資金を集めなくても(仮想通貨としての形態を取らなくても)、ブロックチェーン技術の開発が可能です。トヨタ・NTT・楽天といった大企業はすでに動いています。
仮想通貨に長期投資するなら、仮想通貨がブロックチェーン技術の代表から退く日が来る可能性も計算に入れた方が良いでしょう。
ACOコインがついに上場
私も参加したAMPLE!の「職業:コスプレイヤー」を目指すICOで購入したACOが、ついにhitbtcに上場されました。
イーサリアムで買えます。
上場直後は約470円ほどで、現在は 1ACO=約0.0028ETH(約240円)です。今の段階でICOの10倍にも値上がっています。
私はビットフライヤーで儲けた利益(所謂あぶく銭)でトークンを買ったので、もう丸々利益です♪ でも税金がね…しばらく換金はしません。
ちなみに売れ残ったトークンはバーンされるとのこと。価値がさらに高まりますね。
ビットコインはこれからが正念場
ビットコインは力強い上昇の後、調整の下落に入っています。連日ボラが大きいので稼いでいるデイトレーダーが多そうですね。
↓チャートはビットフライヤー
ビットコインが本格的な上昇トレンドに回復するかどうかは、これからが正念場と言えます。冷静に相場をチェックしてトレードしましょう。
コメントを残す