韓国におけるビットコイン【ビットコインで世界一周】

韓国のビットコイン事情をリサーチしながらの旅が始まりました。当初から予定していた「ビットコインだけを使う」を実現することができなかったので、「可能な限り」という文面に改めさせていただきます。それでも、世界のビットコイン事情について、現地で取材したそれを日本語で書かれたものはほとんど見られないので、自分なりの意見を踏まえた旅の模様を発信していきたいと思います。(竹村貴也)

果たして「ビットコインで世界一周」という旅はどのように進んでいくのか。初回は韓国のビットコイン事情に触れながら、実際の住人がビットコインをどのように感じているのかを紹介する。


※ソウル駅周辺

韓国政府はビットコインの存在を危惧している

まず、最近に目にするニュースの中で気になるのが、韓国の金融監督院がビットコイン(仮想通貨)を規制しないと表明したことだ。※韓国金融当局、仮想通貨は通貨とみなさず 規制強化は不可能

記事中では、「我々は金融監督院の院長が仮想通貨を規制しきれない。」「仮想通貨の取引に規制を導入すれば、通貨としての地位が認められたと投資家が判断する可能性があり、取引を増やす結果になる。」と言及していることが紹介されている。

後者の通貨としての地位を認めたら‥というそれについては、日本のことを表しているのだと思う。日本では、2017年4月に世界に先駆けて仮想通貨法が施行されて通貨としての地位を獲得し、BTC-日本円の取引量が増加したという背景があるからだ。


※4/1日には約82億円しかなかった対日本円の取引量が、現時点では約7000億円近くまで上がっている。

値動きとは別に、ビットコインの本質とは、非中央集権的に管理されるシステムにあると思っているので、国としての対応が難しいのは仕方のないことなのかもしれない。どういった対応が正解なのかは、10年後にならないと誰にもわからないだろう。そういった点で、約20年前に起こったインターネットの台頭がそれに近いのだろう。

現地の人はビットコインをどう思っているのか?

今回、ホンデという繁華街のすぐ近くにあるゲストハウスに滞在している。そこのオーナーと仲良くなり、色々と話を聞くことができた。

彼いわく、韓国の人はビットコインはもちろん、仮想通貨に対してあまりいいイメージを持っていないそうだ。政府の対応どおり、ギャンブル的な投機という側面が強く、仮想通貨を買っているというと怪訝な顔をされるらしい。

しかし、先進的な学生の間でとても普及しているようだ。韓国はパチンコが規制されてなくなった、ギャンブルに不寛容な国でもあるので、ギャンブル好きだが年齢、環境的にできない層も取引量の増加を担っているのではないだろうか。

実際に、MITが韓国の仮想通貨事情についてレポートした記事を読むと、韓国では100万人近くの人がトレーダーとして取引所に登録されているそうだ。これは、同国の人口から考えると、50人に1人もの割合になる。引用:Behind South Korea’s Cryptocurrency Boom

そうなると韓国ウォンがビットコインキャッシュの取引量で、USD(ユーエスドル)についで二位であることなどが納得できる。


※KRWとは韓国ドルのこと。ビットコインキャッシュ全体の18.7%が韓国ウォンで取引されている。

Bitcoin Center Koreaについて

韓国にある梨泰院(イテウォン)という街にある、ビットコインセンターコリアというところに行ってきた。同国のビットコイナーが集うコミュニティスペースのようなところだという。

残念ながら、このセンターではイベントが行われているときに、誰かの紹介でしか入ることができないそう。しかし、こういった場所が、韓国の繁華街であるイテウォンの中心に構えているところを見ると、韓国人の仮想通貨熱の高さが伺える。

mde

興味のある人は是非一度、コンタクトを取って行ってみてほしい。

「地球の歩き方」には載っていない、世界各国のビットコインガイド

今、韓国で仮想通貨の熱気が高まっているように、世界中のビットコインに対する熱気もまた急激に高騰しつつある。こういった短期間での急成長に対して、チューリップ・バブル(チューリップ・マニア)を例に挙げる人も多い。


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急速に発展した通貨。
そして現在も発展し続けている通貨。

そういった特異、人類史上初の組織によって管理されない通貨をウォッチすることで得られる、面白いものがあるんじゃないか。

投機な側面が大きいことは否めないが、テクノロジーや急激な発展が巻き起こす変化は、先進国だけにとどまらず、自国通貨の不安定な途上国でも積極的に起こっていることだろう。

ぼくは、今、そういった変化に立ち会えて、実際にそれを体感できる環境にとても興奮している。実際に「見て」「聞いて」「触れて」感じたことを、このブログではレポートしていきたいと思う。

旅をしながらの更新になるので、どうしてもまとまった執筆時間が取れず、更新が滞ってしまうこともあるかもしれないが、できるだけ読者の皆さんに有益な情報を発信していけるように努力するので、ぜひ、これからも読んでもらいたい。

次回は、韓国でビットコイン決済がどれだけ普及しているのかをレポートしていこうと思う。

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