gatecoin(ゲートコイン)の概要と特徴・口座開設方法・取引方法を解説します

gatecoin(ゲートコイン)は香港を拠点とする仮想通貨の取引所です。

投資銀行、プライベートエクイティの経歴を持つ Aurélien Menantが中心になり2013年7月に設立されました。
今ではビットコインに次ぐ時価総額8兆円を超える規模にまで成長しているイーサリアム(ether(イーサ))を最初に上場させた取引所がゲートコインです。

ビットコインと多くのイーサリアムトークンの取引をすることができます。

 

 

メリット

イーサリアムトークンの取り扱いが多い

gatecoinの取り扱っている主要コインはビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインの4つのみと決して多くありません。
ですが、ビットコイン建てとイーサリアム建てで取引できるイーサリアムのブロックチェーン技術を使ったトークンの品揃えが充実しています。

gatecoinで取引できるイーサリアムトークン一覧(2018/3/7現在)

FirstBlood(1ST)、AdEx(ADX)、Ambrosus(AMB)、AirSwap(AST)、Aventus(AVT)、Blockmason(BCPT)、CoinDash(CDT)、MakerDao-DAI(DAI)、Flixxo(FLIXX)、Gatecoin(GAT)、Gifto(GTO)、Matchpool(GUP)、HelloGold(HGT)、Indorse(IND)、investFeed(IFT)、SelfKey(KEY)、Leverj(LEV)、Lockchain(LOC)、Decentraland(MANA)、MobileGo(MGO)、Maker(MKR)、Lampix(PIX)、Augur(REP)、iExec RLC(RLC)、Salt Lending(SALT)、Status(SNT)、OriginTrail(TRAC)、TRON(TRX)、Wings(WINGS)、0x(ZRX)

米ドル・ユーロ・香港ドルでの入金が可能

正直これをメリットと呼べるかどうかは微妙ですが、香港外から国際送金等によって米ドル、ユーロ、香港ドルを入金できます。
とはいえ日本在住の方がわざわざ高い手数料を払って法定通貨を送金するメリットはありません。
それならビットコインやイーサリアムを送金した方が早いし安いからです。

香港在住の方だと香港ドルで直接ビットコインやイーサリアムを買えるので多少利用しやすいのかもしれません。

日本語に対応している

海外取引所では珍しく日本語対応です。
一部翻訳されていない箇所や表示がおかしい場合もありますが、取引画面やFAQなども自然な日本語で表示されているので、英語が苦手な方でも使いやすいでしょう。

ローンチ前の有望プロジェクトを積極的に取り扱っている

分散型未来予測によって保険業界に革命を起こすのでは?と言われているAugur(REP)がローンチする前にgatecoinではIOUトレードができました。

また、ブロックチェーン技術を不動産投資業界に適用するREALトークンもローンチ前に上場が決まるなど、将来有望なプロジェクトを積極的に取り扱っているので、まだ値上がりする前のトークンを事前に仕込んでおくこともできるかもしれません。

デメリット

ハッキング被害の過去がある

日本の取引所コインチェックがハッキングを受けて580億円相当のNEMを盗難された事件は記憶に新しいですが、gatecoinもハッキングによって仮想通貨を盗難されたことがあります。

2016年5月13日、顧客の仮想通貨資産の15%に当たる250BTCと185,000ETH(当時のレートで約2億円)を盗難されました。

一時はGOXするのではないか?と不安視する声もありましたが、同年5月29日には一部資金が引き出し可能になり、同年8月にはトレードも再開しました。

被害に遭ってから50万ドルの資金を調達し、当時のCTOを解雇、エンジニアの増強、セキュリティの強化、被害者への返金などを行っての再スタートとなりました。

取引量が少ない

gatecoinはローンチ前のプロジェクトトークンを積極的に取り扱うことで人気の取引所でしたが、ハッキング被害に遭ってからユーザーの信頼を完全に取り戻すには至らず取引量は非常に少ないです。

多くのイーサリアムトークンを取り扱っているのはいいですが、取引量がゼロの通貨ペアも多数あります。
取引相手がいなければ買いたいときに買えませんし、売りたいときに売れませんので、ここでしか取り扱っていないトークンを買いたい場合くらいしかgatecoinを使うメリットを見出すことは難しいでしょう。

手数料が高い

gatecoinの取引手数料は多く取引すればするほど手数料が安くなる仕組みになっています。

gatecoinの手数料体系

月間取引量 maker手数料 taker手数料
~50BTC 0.25% 0.35%
~100BTC 0.2% 0.3%
~200BTC 0.15% 0.25%
~500BTC 0.12% 0.2%
~1,300BTC 0.1% 0.16%
~2,600BTC 0.08% 0.14%
~5,200BTC 0.06% 0.13%
~13,000BTC 0.05% 0.12%
~20,000BTC 0.04% 0.11%
MAX 0.02% 0.1%

MAXの0.02%までいけば多くの海外取引所の中でも最安の手数料となりますが、そのためには月間2万BTC以上の取引が必要です。
2018/3/7現在、BTCのレートは110万円程度なので2万BTCは220億円ほどです。
ちょっと現実的ではありませんね…。

バイナンスクーコインなどの人気取引所だと一律0.1%なので、実質的にはgatecoinは手数料が高いです。

 

 

口座開設の手順

こちらのリンクからgatecoinのトップページを開きます。

1:メールアドレスでアカウント登録

赤枠で囲った欄にメールアドレスと任意のパスワードを入力して、「私はロボットではありません」にチェックを入れて、アカウント作成をクリックします。

ちなみに表示が日本語になっていない場合は下図の赤枠のメニューから変更できます。

2:名前、誕生日、国籍を入力する

「First name(名)」「Last name(姓)」「Birth date(誕生日)」「Nationality(国籍)」を入力して、「CONTINUE」をクリックします。

3:住所を入力します。

「Address Line 1(町名番地)」「City(市または区)」を入力します。
たとえば、「東京都港区芝公園4丁目2-8」に住んでいるなら、「Address Line 1」には「4-2-8, Shibakoen」、「City」には「Minato-ku」と入力すればOKです。

他の欄は必須項目ではありませんので空欄のままでOKです。

4:メールドレスの確認

住所入力から「CONTINUE」を押すと下図のような画面が出てきたらメールアドレスの確認がまだです。

 

アカウント登録時に入力したメールアドレスに下図のようなメールが来ているはずなので確認します。

「VERIFY YOUR EMAIL ADDRESS」をクリックします。
もしくはその下のURLをコピーしてブラウザに貼り付けしてもOKです。

メールアドレスの確認が完了すると上図のような画面が出た後、証明書のアップロード画面に切り替わります。

5:必要書類をアップロードする

書類は「Proof of ID(身分証明書類)」「Proof of Address(居住証明書類)」の2つ必要です。
「身分証明書類」に利用できるものはパスポートのみです。運転免許証は利用できないので注意しましょう。
パスポートの顔写真が写っているページをアップロードします。
「Document number」にはパスポート番号を入力し、「Issuing country」は発行国なので「Japan」を選びます。

「居住証明書類」に利用できるものは下記4点です。

  • 光熱費等の請求書
  • 電話・インターネットの請求書
  • 銀行取引明細書
  • 政府発行の手紙や通知

上記書類には下記3点が記載されている必要があります。

  • 書面化された日付(過去3ヶ月以内のもの)
  • フルネーム
  • 番地までの住所(当社に記録されている住所と合っている必要があります)

書類は政府機関や電力会社や銀行など、信頼できる団体が発行したものであれば、どの言語で記載されていてもOKです。(以前は英語の書類が必要だったようですが、現在は日本語のままでも大丈夫です。)

6:投資目的などのアンケートに答えます。

「Why are you trading cryptocurrencies?」は「仮想通貨投資をする目的」です。

  • Experience cryptocurrencies(仮想通貨を体験してみたいから)
  • Speculate/invest(投機/投資)
  • Convert mined bitcoins(マイニングした仮想通貨の変換)
  • Remit(送金のため)
  • Make payments(支払いに使うため)
  • Receive payments(支払いを受け取るため)
  • Process payments for third parties(第3者の支払いを処理するため)
  • Process remittances for third parties((第3者の送金を処理するため)
  • Trade for third parties(第3者のトレードのため)
  • Other, please specify:(その他※要入力)

「Please indicate the monthly expected volumes in USD you are to trade on Gatecoin.com」は、「Gatecoinで月額どれくらいの金額(米ドル)を取引する予定ですか?」です。

 「Please state the origin of your funds」は「あなたの資金源を教えてください。」です。

  • Cryptocurrency mining(仮想通貨のマイニング)
  • Employment income(給料)
  • Gift or inheritance from a third party(贈与/相続)
  • The disposal of a business or other asset(事業や資産の売却益)
  • Clients: Remittance or payment processing; trading for third parties(クライアントの送金、支払い、トレードのため)
  • Other, please specify(その他※要入力)

普通に働いて給料をもらっている方であれば「Employment income」にチェックを入れます。
チェックを入れると「Employment income, please specify your job, your employer and your salary/earnings」と入力画面が出てくるので、職業、勤務先、月額収入を入力します。

たとえば「株式会社仮想通貨ラボという会社で営業マンをしていて月収20万円」の場合は、「Salesman, KasouTsuukalabo Inc.,200,000JPY/month」という感じです。

Declarationの欄に3つチェックポイントがありますので、全部チェックを入れて「CONTINUE」をクリックします。

一応、書いてあることは以下のような感じです。

I declare that, to the best of my knowledge and belief, the Applicant(s) is/are of good standing and the information given in this questionnaire is true and complete.
私は、私の知識と信念の範囲内で、応募者は良好な立場にあり、このアンケートに記載された情報は真実であり、完全であると宣言します。

I confirm and am satisfied that, to the best of my knowledge and belief, the original source of monies being used to pay the investment amounts is derived from legitimate activities.
私は、私の知識と信念の範囲内で、投資金額を支払うために使用された元の資金源は、合法的な活動に由来していることを確認し、満足しています。

I confirm and am satisfied that, if needs be, I will send Gatecoin the documents supporting the information I provided.
必要ならば、私が提供した情報をサポートする文書をGatecoinに送付することを確認し、満足しています。

以上で口座開設の手続きは終了です。

上図のようなメールが来ているはずです。
だいたい1営業日で審査が完了します。

会員種別

gatecoinには「Tier 0」「Tier 1」「Tier 2」の3段階の会員レベルがあります。
会員種別の確認は右上のメニューから「User Verification 」で見られます。

「Tier 0」はメールアドレスの登録と確認を終えた段階。
上記の口座開設の手続きを終え、gatecoinの審査待ちの段階でも「Tier 0」です。
このレベルだと入金も出金もトレードも何もできません。

その後、gatecoinの審査が終わると「Tier 1」となります。
「Tier 1」だと仮想通貨の入金や送金は金額無制限で可能、フィアット(法定通貨)の入金や引き出しは50,000米ドル相当額まで可能となります。

パスポート、住所確認書類のコピーをgatecoinまで郵送するなどすれば「Tier 2」にすることもできますが通常使う分には「Tier 1」で十分でしょう。
「Tier 2」になると、フィアットの入金や引き出しも無制限になり、店頭取引(OTC)ができるようになります。

日本語に変更する

右上のメニューから「User Infomation」をクリックします。

①「Language」の欄を日本語にして、
②パスワードを入力して「SUBMIT」をクリック。

以上で画面が日本語になります。

入金(送金)の手順

左サイドメニューから「入金」をクリック。

入金したい通貨を選びます。
今回はBTCを選択してみます。

gatecoinにBTCのウォレットがまだないので、緑の「+」ボタンをクリックします。

ラベルには適当に分かりやすい名前を付けて「新しいアドレスを作成」します。
今回は「gatecoinbtc」とラベルを付けました。

アドレスの欄にいま作ったアドレスが表示されいることを確認して、「CHECK INSTRUCTIONS」をクリックします。

gatecoin内のBTCアドレスが表示されるので、送金したい取引所からこのアドレスに送金すればOKです。

取引の方法

トレード画面も日本語対応していますし、オーソドックスな構成なので特に難しいことはないと思いますが、一応取引画面は以下のような感じになっています。

通貨ペアの切替は右上のメニューからできます。

ただし、2018/3/8現在、日本語表示にすると通貨ペアの切替が下図のようになり、ちょっとおかしいので見にくい場合は英語表示に戻しちゃいましょう。

注文方法は成行注文と指値注文ができます。

まとめ

BTC/USDなど法定通貨で主要コインを買う取引は割と賑わっているようですが、マイナーなイーサリアムトークンなどでは約定履歴がゼロの通貨も多く閑散としています。

今後また大型プロジェクトのローンチ前IOUなどが出てくると盛り上がるかもしれませんが、現状はバイナンスクーコインなど人気の海外取引所に比べて手数料も高いですし、流通量も少ないので、あまり評判もよくないです。

 

 

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