Satoshi
クリプト博士
今回の記事では「イーサリアム(ETH)ってどんな通貨なの?」という疑問にお答えしていきます。
結論から言いますと、イーサリアムはDAppsという自律分散型アプリケーションのプラットフォームとして開発された仮想通貨です。
このプラットフォームにはスマートコントラクトという技術が採用されており、さまざまな契約を自動化することが可能。
そして、このシステム運用(マイニング)で支払われる報酬が、仮想通貨として知られるイーサリアム(ETH)になるのです。
本記事を見れば、知識のない方でも「イーサリアムの特徴」についてバッチリおさらいすることが可能ですよ!
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- イーサリアムは時価総額ランキング2位の人気通貨で、大きな将来性を秘めている
- イーサリアムの最大の特徴は、契約を自動化できるスマートコントラクトを搭載していること
- ビットコインとの主な違いは「開発目的」「ブロック生成速度」「発行上限枚数」
- 今後最終アップデートが完了すれば、イーサリアムの価格は大きく高騰すると考えられる!
- 初心者がイーサリアムを購入するなら、取引手数料無料で圧倒的に使いやすい「コインチェック」が最もオススメ!
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目次
イーサリアム(ETH)とは?
イーサリアムというのは、2013年にヴィタリック・ブテリン氏によって開発された仮想通貨です。
現在はビットコインに次ぐ「時価総額ランキング2位の通貨」として知られており、初心者から上級者までの間で高い人気を誇っています。
しかし、イーサリアムというのは単なる仮想通貨ではなく、プラットフォームという役割を持っていることを知っているでしょうか?
そもそもイーサリアムとは、中央管理者を必要としないアプリケーション「DApps」を動かすプラットフォームの名称。
そして、仮想通貨のイーサリアムは「ETH(イーサー)」というのが本来の名称です。
- イーサリアム・・・プラットフォーム
- ETH(イーサー)・・・仮想通貨
イーサリアム(ETH)の4つの特徴
仮想通貨にはそれぞれ違った特徴があるものですが、イーサリアムは主に4つの特徴を持ち合わせている通貨です。
具体的にどんな特徴を持っているのか、一つずつ見ていきましょう!
- プラットフォームとしての役割を持っている
- スマートコントラクトを実装している
- ICOトークンを発行できる
- 大型アップデートを控えている
イーサリアムの特徴① プラットフォームとしての役割を持っている
前述した通り、イーサリアムはプラットフォームの名称であり、管理者を必要としないDApps(Decentralized Applications)というアプリケーションの開発・動作を可能とします。
DAppsとは「自律分散型アプリケーション」とも呼ばれていて、不特定多数の人が自律的に行動(運用)することにより、アプリケーション全体のシステムが機能するという仕組みです。
DAppsには中央管理者が存在しないため、万が一一部のノードが停止・故障してもシステム全体が稼働し続けるというメリットがあります。
また、イーサリアムの土台となるブロックチェーンは時間が経つほど情報の強度が増す仕組みになっていますので、改ざんのリスクを大幅に軽減することも可能。
つまり、イーサリアムでは安全・快適にアプリケーションを利用することができるのです!
イーサリアムの特徴② スマートコントラクトを実装している
イーサリアム最大の特徴が、スマートコントラクトの実装です。
スマートコントラクトを簡単にいうと「契約を自動化できる技術」のことで、人の手を介さずに安全且つ正確な契約を実行することができます。
たとえば、Aさんから10万円を借りて、「3ヶ月後に5%の利子を付けて返す」と約束したとしましょう。
この場合、通常であれば3ヶ月後に自分で5%の利子を付けてAさんへ返済をしなければなりませんよね。
そのため、うっかり忘れてしまう可能性もありますし、返済するという手間もかかります。
しかし、スマートコントラクトを利用すれば、3ヶ月後に自動でAさんの口座に振込が行われ、約束した5%の利子も正確に返済されるのです。
また、スマートコントラクトは不動産契約やギャンブル、レンタカーサービスなど幅広いシーンで利用することができ、人の手を介していた契約が全て自動化できるようになります。
こういったことから、イーサリアムは世界中の企業から注目を浴びているのです。
イーサリアムの特徴③ 独自トークンを発行できる
また、イーサリアムでは誰でも簡単に独自トークンを発行することができます。
このトークンはイーサリアムのプラットフォーム上でやりとりすることが可能で、企業はもちろん、個人でも作成が可能です。
比較的簡単に作成できるため多くのICOでも使用されており、これによりイーサリアムの価格が大きく高騰したこともあったほど。
ちなみに、イーサリアムのプラットフォーム上で使用できるトークンを「ERC-20(Ethereum Request for Comments)」と呼び、DAppsではこのERC-20を使って手数料などが支払われています。
また、イーサリアムコミュニティ内で定められた項目をクリアしたトークンのみがERC-20として認められるのですが、ERC-20は全世界ですでに8万種類以上も存在するといわれています。
- EOS(イオス)
- Binance Coin(バイナンスコイン)
- OmiseGo(オミセゴー)
- TRON(トロン)
- 0x(ゼロエックス)
イーサリアムの特徴④ 大型アップデートを控えている
イーサリアムは5つのアップデートを経て完成となりますが、現状ではまだ4つのアップデートしか行われておらず、最終アップデートの「Serenity(セレニティ)」が残っています。
- Olympic(オリンピック)・・・2015年5月実施
- Frontier(フロンティア)・・・2015年7月実施
- Homestead(ホームステッド)・・・2016年3月実施
- Metropolis(メトロポリス)・・・2017年10月実施
- Serenity(セレニティ)・・・未定(2021年予定)
◆イーサリアム 2.0(Serenity)のアップデート、2021年予定◆
Coingapeによると、
Delphi Digitalは研究レポートで、
イーサリアムの短期・長期の持続可能性及び直面中の問題を分析。
イーサリアム 2.0(Serenity)のアップデートは2021年に行い、Posへの移行を実施する予定だ。
【情報提供: 金色財政】— Huobi Japan Media (@HuobiJapan) 2019年4月22日
最終アップデートのセレニティでは、現在のアルゴリズム「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」から「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」への移行が予定されています。
また、スケーラビリティ問題を解消するため、トランザクションの検証をグループ分けしたバリデータで実効する「シャーディングメソッド」の導入も検討されているそう。
そのため、セレニティの完了後は送金スピードの向上はもちろん、送金手数料の低下や少額決済の実現などが期待できるでしょう!
イーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)の違い
ここまでイーサリアムの特徴や仕組みを解説してきましたが、イーサリアムだけの話だといまいち魅力がわかりにくいもの。
そのため、仮想通貨の王道であるビットコインと比較してみました。
イーサリアム | ビットコイン | |
開発目的 | プラットフォーム | 決済・通貨 |
ブロック生成速度 | 約15秒 | 約10分 |
発行上限枚数 | なし | 2,100万枚 |
- 開発目的
- ブロック生成速度
- 発行上限枚数
そもそも、イーサリアムとビットコインでは開発された目的が異なっており、イーサリアムはプラットフォーム、ビットコインは決済およびサービス基盤となる通貨が目的となっています。
また、ブロック生成速度についてはイーサリアムが約15秒なのに対し、ビットコインや約10分と遅め。
イーサリアムはアプリケーションをスムーズに動かす必要がありますので、ブロック生成速度が早くなければ意味がないのです。
そして、ほとんどの仮想通貨では発行条件枚数が定められていますが、ETH(イーサー)は発行上限枚数が定められていません。
つまり、時間とともに出回っているETHも増えているということ。
仮想通貨は発行上限数を定めることで「希少価値が高まる=価格が上がる」という特徴があるのですが、イーサリアムには当てはまらないといえます。
しかし、開発者であるブリテン氏は「発行上限の設定は参加者の要望次第」とコメントしていることから、今後発行上限数が定められる可能性もあるでしょう。
イーサリアム(ETH)取引におすすめの取引所3選
イーサリアムにはスマートコントラクトが実装されているため、契約が自動化できるとして多くの企業から注目されています。
そのため、今後イーサリアムのプラットフォームがさらに実用化されれば、イーサリアムの価格も高騰する可能性が高いといえるでしょう。
そのため、自分に合った取引所を見つけて早めに購入しておくのがおすすめです!
- No.1:Coincheck(コインチェック)
- No.2:GMOコイン
- No.3:DMM Bitcoin(DMM ビットコイン)
No.1:Coincheck(コインチェック)
- 取引画面が非常に使いやすく、初心者でもサクサク取引ができる
- 販売所形式なので、好きな時に好きな分だけ取引が可能
- スマホアプリがあり、出先や移動中でも取引ができる
- アプリダウンロード数が230万以上と国内最多で、利用者が多い!
Coincheckはシンプルな見た目と、使いやすい操作性が高く評価されている取引所です。
販売所形式なので、板取引のように「なかなか取引が成立しない…」といったこともなく、好きなタイミングで好きな量を取引することができます。
また、取引手数料も無料になっていますので、コストを気にせずイーサリアム取引を楽しむことができますよ!
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登録自体は1分〜2分で完了しますので、キャンペーン期間中の今のうちに口座開設しておきましょう!
No.2:GMOコイン
- 東証1部上場のGMOインターネットグループが運営しているため、国内取引所の中でも信頼性は抜群!
- セキュリティーにも力を入れているため、安心して取引ができる
- 取引画面が使いやすく、初めて取引する人でも直感的に操作ができる
- 取引手数料がほぼ無料なので、コストを抑えたい人にもおすすめ
GMOコインは、国内取引所の中でも特に信頼性が高いといわれる取引所。
取扱通貨は5種類とやや少ないものの、イーサリアムでは現物取引・レバレッジ取引の両方に対応していますので、初心者から上級者まで人気です。
また、運営会社が大手というだけありセキュリティーも万全。
そのため、取引所のハッキングを懸念している人も安心して利用することができます。
キャンペーン中の今なら、登録するだけでビットコイン(20,000satoshi)もらうことができますので、この機会に登録しておきましょう!
No.3:DMM Bitcoin(DMM ビットコイン)
- 仮想通貨FXに特化した仮想通貨取引所
- 幅広い金融サービスのノウハウが活かされているため、使い勝手が良い
- イーサリアムのレバレッジ取引ができる
DMM Bitcoionは、FXや証券取引といった幅広い金融サービスを展開しているDMMグループが運営する取引所。
そのため取引はレバレッジ取引に特化しており、FX経験者には非常に使い勝手の良い取引所だといえるでしょう。
ただ、イーサリアムについては現物取引にも対応していますので、初心者でも問題なく利用することができます。
イーサリアム(ETH)の特徴 まとめ
今回の記事では「イーサリアムはどんな仮想通貨なの?」とい疑問にお答えしていきました。
結論、イーサリアムはスマートコントラクトを実用化するプラットフォームであり、すでに多くの企業から注目されています。
最終アップデートのセレニティも2021年と予想されていますので、今後のイーサリアムには著しく高騰する可能性が秘められているのです。
そのため、価格が下がっている今のうちにぜひ購入を検討してみてくださいね!
