【ダウ理論でトレンド転換を見極める】ビットコインはどこまで上昇すれば「上昇トレンド」に入ったと言えるのか? ダウ理論の解説と合わせて説明します

2018年2月10日、ビットコインの価格が、価格上昇を前日まで妨げていたレジスタンスラインを超えました。

ビットフライヤーのチャートでは、98万円を超えています。

ここまでくると「100万を超えれば上昇トレンドに突入か?」と思ってしまいそうです。

↓の画像はQUOINEXで保有中のロングポジション

(↑QUOINEXの15分足チャートは多機能で使い勝手バツグンですよ)

4時間足チャートで引けるトレンドラインを上抜いたので、ロングでエントリーしていますが、いつダーッと下がるかわからない。正直言って怖いです。

ひとまず間近の高値付近に上昇するまで辛抱強く待とうと思います。もしくは下がって損切か…。

これだけガンガン上がっているのに、何を怖がっているの?と思いますよね。

↓のチャートはビットコインの4時間足チャート

これを見ると、ビットコインは依然下降トレンドです。

確かに100万円というキリの良い数字を超えることができれば、あとは上昇しそうです。

ところが、相場の世界では、100万円を超えただけでは上昇トレンドに変わったとは言えないのです。

かねてからしつこく言っていますが、基本的にこのような記事を書く場合、私は個人的な意見を書きません

あくまで、マーケットが、多額の資金を持つ参加者の多くが、『どう考えて動くか』を書きます。

少ない資金しか持たない投資家が1万人集まって「ビットコインは上昇する」と予想しても、たった10人の多額の資金を持つ投資家が「ビットコインの価格は下がる」と予想してショートポジションを持てば、相場は一気に下がります。

そういうことなのです。

多くの投資家はどうやって判断する?

では、相場を動かせる…とまではいかなくても、それなりに多額の資金をもつ、いわゆる勝ち組の投資家も含めて、多くの投資家はどうやって「ビットコインの上昇・下降トレンド」を判断するのでしょうか?

トレンドを判断する手段はさまざまですが、より多くの投資家が利用している手段ほど良く機能すると言えます。当たり前ですけどね。

ひとつの手段として「ダウ理論」が挙げられます。

トレンド判断ツールのひとつ「ダウ理論」とは?

ダウ理論とは、アメリカの金融ジャーナリストであり、アメリカで初めてチャート分析を構築した人物チャールズ・ダウ氏が構築した理論です。

江戸時代の日本、米商人であった本間宗久氏が考案したと伝えられる「ローソク足」が今なお世界中の投資家に利用されているように、ダウ理論も今なお多くの投資家に利用されています。

ダウ理論では、一般的に以下のように言われます。

  1. チャートは全ての情報を織り込んでいる
  2. トレンドには「1年~数年続く長期トレンド」「数週間~数ヶ月続く中期トレンド」「1ヶ月未満の短期トレンド」の3つの波動がある
  3. トレンドは「先行期」「加速期」「利食い期」の3段階がある
  4. トレンドは明確に転換シグナルが発生するまでは継続する

私の好きな相場の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」があります。これは「先行期」と「利食い期」でのトレードは避け、「加速期」の始めでエントリーして「加速期」の終わりで利食いをしたほうが手堅く利益が残せることを意味しています。手堅いトレンドフォロータイプの手法で、私もこの方法でトレードしています。

さて、投資ビギナーにとって最も重要なことは4つ目の「トレンドは明確に転換シグナルが発生するまでは継続する」です。

ダウ理論でトレンドを見極める方法とは?

そもそもトレンドとは、

  • 上昇トレンド:高値を更新して、安値は更新しない(安値を切り上げる)こと
  • 下降トレンド:安値を更新して、高値は更新しない(高値を切り下げる)

…となります。

そしてトレンドの転換とは、

  • 上昇トレンド中に高値を更新できずに、安値を更新した場合
  • 下降トレンド中に安値を更新できずに、高値を更新した場合

…を指します。

↓の図を参考に

上昇トレンド中、Aの部分で、価格は安値を切り上げて再度上昇します。

ところが、高値を更新できず、Bの部分で下落します。

そして、Aの価格帯の手前で上昇できれば良いのですが、上昇できずにAの価格帯を下抜けました。

の部分でトレンドが転換したと言えるのですね。

下降トレンド中なら、Cの部分で、価格は高値を切り下げて再度下降します。

Dの部分まで下がっても、安値を更新できずに上昇します。

そして、Cの価格帯を超えてしまったの部分でトレンドが転換したと言えます。

ダウ理論にも注意が必要!

以上の説明に基づいて多くの投資家が相場の状況を見ているので、トレンドが本格的に転換する可能性が高まります。

ですが、相場には「だまし」がつきものです。

また、「だまし」でなくても、の部分を超えて少しした後、利益確定の注文が多数入ると、価格は青いラインに戻ることもあるでしょう。

そんなときは損切をして、一時撤退する勇気も必要です。

●ココ重要!

「トレンドは明確に転換シグナルが発生するまでは継続する」と上述しましたね。

の部分でトレンドが転換したと思っても、転換した時の勢いに力がないと、そのまま元のトレンドに戻ることがあるのです。

これこそが、多くのデイトレーダーを苦しめる『世にも恐ろしい「トレンドの継続性」』です。

の部分を価格が少し超えただけでは、後に、チャート上に存在する『誤差』になってしまうのです。

この「トレンドの継続性」には、多くのデイトレーダーやスキャルパーが資金を溶かしてきました。私もです(ですから、多くの投資家がトレンドフォロー手法を好みます)。

ビットコインはどこまで上がれば上昇トレンド?

さて、現在下降トレンド真っ最中のビットコインは、どこまで上がれば上昇トレンドになるのでしょうか。

↓bFの4時間足チャート

bFのチャートにおいて、現在98万円付近にいる価格が、黄色いラインの106万円を大きく・そして力強く超えた時、上昇トレンドへと転換したと言えます。

さらに言えば、Bで下落した時、B1B2のように再度上昇してAの高値を更新すると、相当強い上昇トレンドになる可能性が出てきます。

早めにロングを仕込みたい!

今のチャートの状態では、ビットコインが106万円のレジスタンスラインを、大きく力強く超えるのはかなりキツイでしょう。

106万円の高値のライン・4時間足のボリンジャーバンドの+2σ・100EMA…このチャートを見ただけでも、売りの壁が厚いことは見て取れます。

まだ明確に上昇トレンドに突入していないのに、上がってほしいという希望だけでロングでエントリーすることはおススメできませんよ。

ちなみに、冒頭でお見せしたロングポジションですが、これ以上の上昇は難しいと判断して、たった今利確しました。そんな日もあります。う~ん、そんな日…のほうが多いかな(笑)。うまくいきません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です