10月24日にハードフォークが行われてビットコインゴールド(BTG)が誕生しましたが、個人的にはその後のビットコインの価格が気になります。
そこで「BTG公開直後~SegWit2xハードフォーク前まで」のビットコインの値動きについて考えました。
1:ビットコインゴールド(BTG)公開直後
ビットコインゴールド(BTG)はマイナー向けのコインなので、ブロックサイズが8倍に増えたビットコインキャッシュ(BCH)と違って、一般人にはピンと来ないコインと言えます。
つまり、ビットコインゴールド(BTG)は公開直後にドカドカ売られる可能性があります。
問題は、公開後のビットコインゴールド(BTG)の価格が低すぎた場合…
→ハードフォーク後の新しいコインに失望
→なかにはSegWit2xにも期待が持てなくなる投資家もいるかも
→ビットコインゴールド(BTG)を無料で貰うためにビットコインを高値の時に買った投資家の中には、リスク回避のためにビットコインを高値のうちに売却する人も出てくるかも
→上記のような投資家が多いと、ビットコインの価格が下がるかも
…という状況が予想できます。
つまり、公開直後のビットコインゴールド(BTG)の価格が思いのほか高額、もしくはあまり価格が下がらなければ、次のSegWit2xへの期待も高まり、ビットコインの価格は下がりにくいor高値更新の可能性もあるのです。
2:SegWit2xの詳細な情報が判明する前
詳細な情報と言うのは、個人的にはですが…「リプレイアタック」の問題が解決できるか、どれくらいの取引所が分裂後のコインを取り扱うか、などです。
この期間は、BTGの時のように要人発言などで価格が暴落すると、下で待ち構えていた大金を持った投資家たちの爆買いタイムになるでしょう。
とは言え、同じことがそう何度も起きるとは思えませんし、小口の投資家だってそう何度も同じ手には引っかかりません。
ただしこの期間、価格が暴落したのに爆買い注文が入らなかった場合、大きな資金を持つ投資家はSegWit2xに見切りをつけた可能性があります。
要注意です。
3:詳細な情報が判明した後
問題の解決策が出た場合や大きな取引所で取り扱いが決まると、安堵感からハードフォークの期待が高まり、ビットコインが買われて価格が上がる可能性があります。
ここまで来ると、いくらでも良いので買いたいという投資家が出てくるので、ビットコインは最高値を連日更新するかもしれません。
その逆も考えられます。
期待感が薄れ、リスク回避のためにビットコインは売られ、連日安値を更新し、その分、他のアルトコインに資金が流れる可能性もあります。
まとめ
ビットコインの今後の価格は、投資家たちがSegWit2xによるハードフォークの危険性をどれくらいのものと捉えているかによると思います。
つまり、リスク回避のために、ある程度ビットコインの価格が上昇すると大量に売ってしまう場合もあるのです。
それはつまり、BTGの時に要人発言などで価格が暴落した時と真逆のことが起きる可能性もあるのです。
SegWit2xの問題はユーザーの資金を危険に晒すものですが、その問題の解決策が出されていないにも関わらず、要人発言や中国政府の言動などでビットコインの価格が高騰した場合、ちょっと怪しいと疑ったほうが良いかもしれません。
高値更新を期待してビットコインを買ってしまうと、気が付いたときには爆売りの後、なんてことになるかも…。
以上、私のビットコインの価格予想でした。
国内取引所のSegWit2xに対する対応は以下
[st-card id=4076]
2017年12月8日 追記
ビットコインの価格が220万円を更新!!
ビットコインの購入方法・買い方はコチラ
[st-card id=812]
コメントを残す