2017年12月22日、恐れていたビットコインの暴落が起きました。
ビットフライヤーのBTCFXを見ると、最高値2,329,000円からの最安値1,650,000円まで、一気に679,000円の暴落です。
暴落の原因1
暴落最大のファクターは、韓国投資家の利益確定売りです。
下の図を見ると、韓国勢がかなり手を引いているのがわかります。
ではなぜここまでの暴落になったのでしょうか。今まで利益確定する場所はいくらでもありました。
韓国投資家が焦って利益確定したのは、北朝鮮によるサイバー攻撃への警戒の高まりが原因です。
韓国の取引所ユービットが12月19日にハッキングを受け、その後破産すると発表しました。
この攻撃が北朝鮮ではないかとされるのです。同取引所は今年4月にも北朝鮮のハッカーにビットコインを奪われています。
同様の理由で、今まで韓国投資家が買い漁っていたイーサリアムやビットコインキャッシュなどのメジャーなアルトコインも売られてしまいました。
アルトコインは12月に入り高騰銘柄が多かったため、そろそろ利益確定売りのポイントを探っているタイミングだったのも重なりました。
暴落の原因2
日足チャートで確認できるトレンドラインを下抜いたため、売りの勢いが強まったことも暴落の一因と考えられます。
ビットコインはしっかりと拾えるような押し目がなく、ことごとく下ヒゲを付けて反転上昇するような相場でした。
そろそろここでじっくり押し目をつけても良いころ合いでしたから、今までの上昇幅に対する押し目と思えば、暴落とは言えないかもしれません。
ビットコインの将来性は?
こんなに暴落したらビットコインに投資するのは危険なのかもしれません。
ですが、なぜビットコインがハッキングされるのかと言えば、それは価値があるからです。
もし北朝鮮が暴落したビットコインを買い漁っていたらどうなるのか。誰が儲かるのか。ネット上に広まっている面白半分の噂話にはあまり惑わされないようにしましょう。
それより、ビットコインには価格の暴落よりも深刻な問題があります。
それは送金詰まりです。
先ほど確認したところ27万件の送金詰まりが発生していて、中には3日経っても送金できない方もいます。
こんなことが続けばビットコインの価値が本当に下がってしまいそうですね。
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